アラサーOLが東京で生き延びるために。

アラサー女子(って言っていいのか?)は、大変なことがたくさん。未来も不安なことばかり。だから、まずはお金の不安をなくすために動くことにした。

体調不良で会社を休んだときのお金の話。

大卒・東京在住(ひとり暮らし)/勤務・27歳OLが、体調を崩して会社を一ヶ月休んだときの話を、主に「お金」視点で記録しました。

※休暇制度、月給/ボーナス/年収、有休中の給与など、すべて具体的な数字を記載しています 

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いきなり一ヶ月の有休消化

謎の体調不良で、初めて会社を1ヶ月休んだ。

パワハラでも過労でもなく、でも診断は「ストレスが原因」。

 

たしかに、会社と自分の将来が不安で、転職活動もしていた。

ただ、彼氏との同棲解消による環境の変化だったり、親戚とのちょっとした不和だったり、仕事以外のストレスもすこーしずつあった。

 

でも決定的な原因は自分でもわからない=解決すべき課題も不明。

このまま働き続けられなくなったらどうしよう、なんて悩みを自分がもつ日が来るとは思わなかった。

 

有休がなくても休める、傷病休暇制度

私は不幸中の幸いにも、年度始めで有休が一年分(うちの会社は20日分)付与されるタイミングに体調不良になった。

前年度と合わせて35日分の有休が残っていたので、ひとまず安心。

 

もし有休がなくなってしまったら、「傷病休暇」を使えば最大一年半まで休養できるらしい。

その場合、健康保険組合から給料の2/3は補償されるのだとか。

 

うちの会社は、有休消化→傷病休暇、の順に使えるみたいだった。

最初は「有休なくなっちゃうのかー!」と思ったけど、有休だと基本給分は全額支給されるから、助かった。

 

休んでる間の給料ってどうなるの?

そして、晴れて約20日の有休を消化することになったのだけど、もちろん休んでる間の給料は基本給のみ。

 

私の会社は月給があまり良くなく、年2回のボーナスでどかんと入る。

そして基本給は安く、残業代で月給カサ増しの仕組みになっている。

 

具体的にはこんな感じ↓

・基本給25万

・残業代7万(約20時間)

ここから

・健康保険料13,000円

・厚生年金35,000円

雇用保険料1,000円

所得税7,000円

・住民税25,000円

・財形貯蓄2万

が引かれて、だいたい手取りが22万円ぐらいになる。

(いやー引かれてるなあ)

 

ちなみにボーナスは、こんな感じ。

【上期】額面105万→手取り80万

【下期】額面130万→手取り100万

 ※いずれも財形貯蓄5万を抜いた金額

→これで額面の年収は約630万円になる。

 

しかし!

前述した通り、有休消化中は基本給しか出ない。(出るだけありがたいが)

そして、引かれる金額(税金等)はほぼ変わらなかった。

 

基本給25万から、もろもろ足して10万が引かれる。。

 

ちなみに、いま住んでる家の家賃は9万2千円。

体調不良でほぼ在宅のため、電気とエアコンはフル稼働。

収入の70%近くが家賃と光熱費に消えることになる。

 

そして週に1-2回の診療で、一回にかかるお金は診察代2,000円、薬代3,000円。

高額医療費制度を使うまでには至らなくてもかなりの痛手。。

結局、医療費で3万円近くは使った。

 

「 お金があれば○○できたのに」が多すぎる

こういうことは、前触れもなく、そして誰にでも起きることなんだってわかった。

(でも、きっとこうならないと気づかなかった)

 

体調も完全治癒とは言えないが、とりあえず復帰することになりそうだ。

でも、私にもしもっと貯金があったら、「ちゃんと安定するまで、もうしばらく休もうかな」と思えていたかもしれない。

 

転職活動もいずれは再開したいと思っているが、どうしても「年収が下がること」「退職金がゼロ1つ消えること」に決心がつかない。

もし老後に向けて投資を始めていたら、「せっかくの人生、やりたいことをやろう」と思えるかもしれない。

 

ただえさえ、27歳女子の未来は不確定要素が多すぎる。

だったら、まずはお金の不安をなくしてみよう!と思い立った。

 

もちろん、一気に資産が増やせるわけではない。

でも、まずは”知っている”ことで安心ができる。(私はそのタイプだ)そして、”何もしていないわけじゃない”と自分に言い聞かせることができる。

 

数字嫌い、めんどくさがりや、買い物大好き、、、

そんな私が調べてみた/やってみたこと、ここに記録していきます。